工学部・工学研究科シラバス
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物性物理学第2(2.0 単位)

講義番号206
科目区分
授業形態講義
対象履修コース 応用物理学
開講時期1 3年前期
必修/選択 必修
担当教員 竹延 大志 教授  長谷川 正 教授 

•本講座の目的およびねらい
物性物理学の基礎的事項を学ぶ.特に、物質の熱的性質と誘電的性質について基本的な概念を理解することを目的とする。格子の量子的性質を示すものとして、格子比熱のアインシュタイン模型を導入する。さらに、一次元格子力学による格子振動と格子比熱のデバイ模型を学ぶ。講義の達成目標としては、格子比熱、格子振動などの物性の基本概念を理解し説明できること、格子力学、格子比熱などの計算が出来ることである。また、後半では誘電体および誘電率などを学ぶ。講義の達成目標としては、誘電率の計算が出来ることである。

•バックグラウンドとなる科目
力学,熱力学,電磁気学,原子物理学,物性物理学第1,振動と波動

•授業内容
(前半:熱的性質)
1.イントロダクション、2.格子振動、3.比熱の古典論、4.固体比熱のアインシュタイン模型、5.状態密度、6.固体比熱のデバイ模型、7.中間まとめと評価
(後半:誘電的性質)
1.イントロダクション、2.金属と誘電体、3.マックスウェル方程式、4.誘電率と分極率、5.様々な誘電体、6.まとめと評価

毎回の授業前に教科書の指定箇所を読んでおくこと

•教科書
C.キッテル「固体物理学入門(上)」(丸善)
C.キッテル「固体物理学入門(下)」(丸善)

•参考書
黒沢達美「物性論-固体を中心とした-」(裳華房)
志賀正幸「固体物理学入門」(内田老鶴圃)
長岡洋介「電磁気学 1 電場と磁場(物理入門コース 3)」(岩波書店)
長岡洋介「電磁気学 2 変動する電磁場 (物理入門コース 4) 」(岩波書店)

•評価方法と基準
達成目標に対しての習得度を、レポート(NUCT利用)と期末試験にて評価する。格子振動(50%)と誘電体(50%)とし、C評定以上を合格要件とする。

格子振動と誘電体に関する基本的な概念や用語を正しく理解していること、授業を通して得られた知識と経験に基づいてこれらを正確に説明できることを合格の基準とする。

•履修条件・注意事項
力学,熱力学,電磁気学,原子物理学,物性物理学第1,振動と波動の履修が望ましい。
なお,
*2020年度春学期は対面での講義は行わず,NUCTを利用する.
*詳細はNUCTを見ること

•質問への対応
講義終了時に対応する。
前半:hasegawa ($) mp.pse.nagoya-u.ac.jp
後半:takenobu ($) nagoya-u.jp
※ ($) は @ に置き換えて下さい.

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